二十四連鶴撮影の思い出

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掲載からだいぶ日にちが経ってしまいましたが、今年1月17日の神戸新聞朝刊別刷に掲載されている写真の連鶴を作成させていただきました。

阪神・淡路大震災から24年の思いを込め、たった1枚で24羽の折り鶴「連鶴」を折る新聞紙面。
『二十四連鶴 ~折るは、祈り。~』

この撮影の思い出を語ります。

撮影があったのは、去年のちょうど今頃でした。

動画撮影も、との事でしたので、撮影日一週間位前から1日2回程度ハンドクリームを塗り、外出時には手袋をするようにし、爪もシャイナーで少し磨きました。

大変だったのは、新聞で使われる藁半紙で作らないといけないことでした。

図面が載っている紙で連鶴を作るというコンセプトだったみたいなので…

いつもの青海波を作る時の力加減で作成するとつなぎ目がすぐ破れてしまったので、いつもより慎重に作りました。

動画撮影では、コツや注意してる点もお伝えし、連鶴作成の前に1羽だけでの作り方を撮影したりもしました。

ですが、1分半位の動画だったので、細かい説明はカットされてました(笑)。

作りやすい手順を見つけるのも連鶴の楽しい所でもあるので、ちょうどよくまとめられていると思います。

ディレクター、カメラマン、アシスタント、制作会社の方、10人位に静かに囲まれてる中での連鶴作成は何とも言えない緊張感がありました(笑)。

上に固定されてるカメラに頭がなるべく映らないように折るのもけっこう大変でした。(ちょいちょい頭映ってしまいましたが)

作成依頼を頂いての撮影は初めての事で緊張もしましたが、綺麗なスタジオ、プロ用のカメラでの撮影は本当に良い経験になりました。

新聞1ページに自分の作った連鶴の写真が載ったというのも何か信じられませんが、このような貴重な機会をいただいて大変感謝しております。